Vol.1391
先日、うちの若手社員の矢部先生が、
こんなことを言ってきました。
「最近、思うことがあって、
その考えを聞いてほしいので、
土曜日の営業が終わったあと、
お時間いただけますか?」
私「え?終わるの8時半だけど
それでいいん?遅くない?」と
聞いたけど、
それでいいと言うのでよっぽどだなーと思った。
ここ3か月ほど、会社は本当に繁忙期で、
スタッフにもかなり無理をさせていたと思います。
矢部先生も、きっといっぱいいっぱいだったはず。
だから、
「何か大変なことがあったのかな」
「改善点や不満を伝えてくれるのかな」
そんなふうに思っていました。
そして昨日。
夜の授業が終わった20時30分。
矢部先生が、
「よろしくお願いします」
とやってきました。
そこから話が終わったのは、
なんと2時間後の22時半。
気がつけば、2時間も話していました。
でも、その時間は本当にあっという間でした。
なぜなら、その話の内容は、
不満でも、文句でも、業務改善の話でもなく、
彼のワクワクする「夢」の話だったからです。
いやー、もうね。
本当に楽しかった。
内容をここで詳しく公開できないのが
とても残念なくらいです。
彼は、将来どうなりたいのか。
何をしていきたいのか。
今、どんなことを頑張りたいのか。
何歳までにこれをして、
何歳までにこれくらいになっていたい。
夢を実現するために彼が描く世界を
私に見せてくれたんです。
それを、大きな大きな模造紙に、
絵具を使って、
とてもきれいにまとめてありました。

私にプレゼンするために、
数日かけて、
夜中までかかって描いたそうです。
それを聞いた時、
胸がじーんとしました。
30歳の彼が、
80歳になるまでの人生を見つめて、
希望に満ちた未来を
一生懸命話してくれた。
その姿が、本当にキラキラしてました。
そして私は、心から思いました。
彼の夢を応援したい。
これは、会社を辞めるとか、
そういう話ではありません。
彼の夢を叶えるために、
今、彼が頑張らないといけないこと。
そして、これからどこが一番の山場になるのか。
彼の倍近く生きてきた私には、
見える部分もたくさんあります。
経営者になることは簡単で
届けを出せばなれます。
売上が1万円しかなくても経営者。
だけど彼の夢は壮大で
しっかり経験と実績を積んでいかないと
難しいものでした。
だけど、彼ならできる!と思います。
今、うちの学校は、
どのスタッフが欠けても困るくらい、
一人ひとりの力が本当に大きいです。
もちろん、
矢部先生もその一人です。
仕事は人一倍丁寧で、
機転が利いて、
発想力も豊か。
ゼロから何かを創り上げることも得意だし、
今あるものを、
より良い状態に改善することも上手い。
とても論理的でありながら
人として大切なことも
配慮もできる
そんなふうに、
いつも会社に貢献してくれている彼が、
自分の人生を真剣に考え、
未来を描いている。
そのことが、
私はとても嬉しかったのです。
そして何より嬉しかったのは、
その夢の中身を教えてくれたこと以上に、
「西村先生にわかってほしい」
「自分の考えを聞いてほしい」
そう思ってくれたのかな?と思っています。
人として、経営者として、
こんなにありがたいことはありません。
社員の笑顔のために、
もっともっと頑張らなんとあかんな。
そんなふうに、改めて思わせてもらえる時間でした。
社員にとっての幸せは、
きっと給料だけではありません。
もちろん、生活のためにお金は大切です。
でも、それ以外にも、
人間として成長できること。
人とのつながりが広がること。
人に心からの敬意と感謝を持つこと。
新しい技能を身につけられること。
自分の未来に希望が持てること。
一人ひとりにとって、
必要なものは違うと思います。
そして自己理解。
できないこと
不得意なこと
考え方のクセ
感情の波
会社って
仕事って
結局は「人」を育てる場所。
だからこそ、会社として、
その人が手に入れたい幸せに近づけるような場所でありたい。
そんなことを強く感じました。
そして今度、全社員の研修で、
矢部先生が作ってくれたような
「未来設計図」を描くワークをやってみたいなと思いました。
自分はどんな人生を歩みたいのか。
どんな人になりたいのか。
何を大切にして生きていきたいのか。
そんなことを、
スタッフみんなで考える時間があってもいいなと
思いました。
きっと、会社にとっても、
一人ひとりの人生にとっても、
大切な時間になる気がしています。
昨日の夜は、
とてもとても嬉しい時間でした。
矢部先生、ありがとう。
そして私も、
みんなの未来を応援できる自分でいられるように、
まだまだ頑張っていきたいと思います。
私も成長していきます。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
