Vol.1418
今日は土曜日。
昨日、ふくいICT中央高等学院の修了式があり、
本日から夏休みに入りました。
夏休み中も、
進学を目指す3年生の数学補習があったり、
パソコンの補習があったり、
プログラミング部や
ビジネス起業部の
特別活動があったりと、
ちょこちょこ学校に来る子はいますが、
基本的にはお盆明けまで、
約1か月のお休みです。
今日は、
シーンと静まり返った学校。
いつもとは、なんだか空気が違います。
澄んだ空気というのでしょうか。
というのも、
昨日は全員で大掃除をしたからです。

うちの学校には、
いろいろな経験を
してきた子がいます。
小学校の頃から学校に
行けなくなった子。
中学校の途中から
行けなくなった子、
行かなくなった子。
高校に入学したものの、
途中から通えなくなった子。
それぞれに事情があり、
それぞれの思いがあり、
悩みがあります。
全校生徒約120名のうち、
約8割にあたる100名ほどが、
不登校や学校に通いづらかった経験を
持っています。
そのため、これまで
学校の掃除に参加した経験が
ほとんどない子もいます。
そんな彼らが通う
通信制高校のサポート校は、
基本的に学校に来る曜日も時間も
バラバラです。
本来であれば、
掃除を業者さんにお願いしたり、
職員だけで行ったりする学校も
多いと思います。
でも私は、
自分たちが使っている場所くらいは、
感謝の気持ちを持って
自分たちできれいにしてほしい。
そう思っています。
だから、修了式と大掃除を
毎回セットにしています。
とはいえ、
大掃除をすると言っても、
やる気がなかったり、
ダラダラしたり、
途中で帰ってしまったりする子もいるかな?
なんて、少し心配していました。
ところが。
みんな、めちゃくちゃ
ちゃんとしてくれるんです!!!!
約200個の机を移動し、
隅々まで掃除機をかけ、
モップがけをして、






さらに雑巾がけまでしてくれました。

下足箱も、すべての靴を一度外に出して、
一段一段きれいに拭いてくれました。


自分の担当場所が終わった子は、
自分から仕事を探し、
窓ガラスを拭いてくれたり、
ほかの班を手伝ってくれたりしました。
本当に、子どもたちの力って
すごいです。
私たちが伝えたのは、
誰が、どの場所を掃除するかだけ。
あとは、同じ班になった子たちと
協力しながら、
自分たちに任された場所を
ピカピカにしてくれました。
後から活動報告書を読むと、
「自分たちが使う場所を、
自分たちできれいにできてよかった」
「感謝の気持ちで掃除ができた」
「運動不足だったので、掃除で筋トレができた」
「大変だったけれど、達成感があった」
「家でも掃除を手伝おうと思う」
「みんなで協力してできるのが楽しかった」
「小学校の頃を思い出して、
懐かしい気持ちになった」
と、それぞれの感想が書かれていました。
子どもたちは、
この場所を使わせてもらっているということを
ちゃんと分かっていました。
そして、
「自分たちが掃除をするのは当たり前だ」
と思ってくれていたことに、
感動しました。
なんだか、
すごくうれしかった。
掃除は、
ただ汚れを落とすだけのものではありません。
私は高校を卒業して就職した会社で、
「掃除とは、
その場所を使わせてもらっていることに
感謝をすることだ」
と教えてもらいました。
今も掃除をするとき、
感謝の気持ちで掃除をします。
学校は、
勉強だけをする場所ではありません。
感謝する気持ちを育んだり、
人と協力したり、
自分の役割を果たしたり、
誰かの役に立つ喜びを
知ったりする場所でもあります。
人から必要とされ、
自分の役割が分かれば、
子どもたちは、
自分で考え、
周りと協力しながら
動くことができます。
そして、
「自分にもできた」
「みんなの役に立てた」
という小さな経験が、
少しずつ自信につながっていくのだと思います。
昨日までにぎやかだった学校は、
今日は静かで、ピカピカです。
みんな、
本当によく頑張りました。
元気に学校へ来られた日も、
来られなかった日も、
笑顔だった日も、
しんどかった日も、
そのすべてが、
その子にとっての
大切な一歩でした。
入学式からよく頑張った!
進級してからよく頑張った!
夏休みは、
少しゆっくり休んで、
たくさん笑って、
また元気な顔を見せてくださいね!!
お盆明け、
みんながピカピカにしてくれたこの学校で、
待ってまーす!
PS 生徒へ
夏休み明けから試験対策でーす!笑
対策プリントしっかり頑張ろうね~(^^♪
さっさと終わらせて
夏休みをエンジョイして~。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

