50人の新入生へ贈る「水仙のコサージュ」:世代を超えて繋がる私が目指す場所がここにあった!

こんにちは。
改めまして、
私は、株式会社IRODORIの代表を務めております。(^^♪

今日は、私の経営者としての人生の中でも、
「この仕事をやっていて本当によかった」と
心から震えるような幸せを感じた一日でした。

今日のブログはいつもより長いですが
お付き合いお願いします(^^♪

私はこれまで、
IT教育の現場で25年という月日を歩んできました。

現在はそのキャリアを礎に、
株式会社IRODORIとして、
地域のビジネスマン向けのパソコン教室、
小学1年生から高校生までのプログラミング教室、
そして通信制高校の運営という
3つの柱で事業を展開しています。

現在、パソコン教室には約200名、
通信制高校には約140名、
合わせて340名の生徒たちが
私たちの元に通ってくれています。

起業してからの5年間で、
卒業していった生徒たちを含めると、
これまでに500名近い方々と
ご縁をいただいてきました。

そんな事業の中の
ふくいICT中央高等学院
(通信制高校)では
昨年から始まって
「伝統行事」にしたいことがあります。

れは、春に新しく入学してくる
子どもたちの胸に飾る、
「水仙のコサージュ」を
手作りすることです。

始まりには、
大切なお友達である
(株)ヴィーダの
代表取締役社長、堀内さんの存在があります。

リボンの製造を手がけ、
そのリボンを使った造作活動や
教室運営もされている堀内さんは、
2年前、まだ私たちの学校が
歩み始めたばかりの頃に、
こんな温かい言葉をかけてくださいました。

「西村さんの学校のために、
私に何かできることはない?
学校の校章である『水仙の花』の
コサージュを作ってあげるから、
卒業式や入学式で子どもたちの胸に付けてあげて」

最初は、わずか3人の卒業生のための贈り物でした。
堀内さんが一つひとつ、
心を込めて手作りしてくださったコサージュ。
それを胸にした3人の子どもたちは
笑顔で卒業していきました。
自信に満ちああふれた顔を
今でもはっきり覚えています。

↑は先日の卒業式
彼等の胸に付けているのが
水仙のコサージュ

しかし、学校が成長するにつれ、
嬉しいことにどんどん生徒が入学してきます。

昨年の入学式では新入生が30名を超えたのです。
そこで私は堀内さんに相談しました。

「堀内さんが一人で作るのではなく、
在校生たちが新入生を歓迎する気持ちを込めて、
みんなで作る行事にしたい。
ぜひ、先生として教えに来ていただけませんか?」と。

こうして、在校生が
新入生のために歓迎の気持ちを込めた
「水仙のコサージュづくり」が、
私たちの学校の伝統としようと
活動がはじまりました。

そして迎えた、今年の春。
なんと、今年は50名を超える生徒が
入学してくることになったのです。

これは大変喜ばしいことですが、
在校生と職員だけでは、
式までに50個以上のコサージュを作り上げることが、
物理的に難しくなってしまったのです。(;’∀’)

「どうしよう……。
この人数分を丁寧に作れるだろうか」

悩んだ末、別事業である
パソコン教室の生徒さんや卒業生、
そしてプログラミング教室の保護者の皆さんに、
「通信制高校の新入生のために、
力を貸していただけませんか?」と
LINEでボランティアを募ったのです。

正直なところ、
皆さんお忙しい中、
どれほどの方が集まってくれるか不安でした。

しかし、募集をかけた直後から、
「私もお手伝いします!」
「私にできることがあればぜひ!」と
次々と手が挙がり、
最終的に17名もの方が
ボランティアとして名乗りを上げてくださいました。

中には嬉しい再会がありました。

通学中の方だけではなく
卒業していった生徒さんも多かった。

3年ほど前、高校3年生だった彼女。
大学進学前のわずか1、2ヶ月という短い期間、
私のパソコン教室に通ってくれていた子がいて、
彼女がLINEの募集を見て、参加してくれました。

話を聞くと、
「今、京都の大学に行っているんですが、
春休みで帰省中なのできました」。
嬉しかったです。

ボランティアスタート時の
冒頭は学院長の私からご挨拶

「ここに新しく入ってくる子どもたちは、
不登校を経験したり、心に傷を負ったりと、
様々な事情を抱えながらも、
勇気を振り絞って一歩を踏み出した子たちです。

彼らへの精いっぱいの『ウェルカム』の気持ちを、
このコサージュに込めたいんです」と。

私の言葉に大人たちが深く、
深く頷いてくれました。
中には、わが事のように涙を浮かべ
聞いてくださる方もいました。

堀内先生のレクチャーのもと
みなさんの制作がスタート。

パソコン教室の生徒さんたちは
学生からするとお母さんの歳、いやおばあちゃんの歳かな?
おんな大人の生徒さんが、
緊張気味の通信制高校の在校生に
「ここはこうするよ」と優しく教える。

職員も一緒になって、
リボンと格闘しながら
楽しそうな風景が広がっていました。

年齢も、職業も、立場も違う人々が、
ただ一つの「子どもたちの門出を祝う」と
いう目的のために繋がり、補い合っている。

大人たちが楽しそうに活動する背中を見て、
生徒たちも自然と笑顔になり、
手元に集中していく。

その光景を見つめながら、
「ああ、私がやりたかった事業の価値は、
まさにここにあるんだ」と。

デジタルが進む今だからこそ、
必要な「ぬくもり」
現代社会は、AIが急速に進化し、
あらゆる作業が効率化・自律化されています。

指先一つで何でも完結し、
人との関わりを最小限にして
生きていくことも可能な時代です。

しかし、自律が進み、
関係性が希薄になればなるほど、
人はどこかで「誰かと繋がっている感覚」や
「誰かに支えられている安心感」を
より切実に必要とするのではないでしょうか。

より感じないといけないんじゃないかって
思うんですよね。

私はIT教育を生業にしながらも、
心のどこかで
「便利さの裏側で、
大切な何かが失われていくのではないか」という
漠然とした危機感のようなものがあります。

でも、今日このイベントを通して、
その答えが見えた気がします。

私たちははT教育事業を通して、
同時に、こうした
「人のぬくもりが循環する場所」を守り続けることも
ひとつの役割なのかなと思いました。

「古き良き日本の形」
――地域のみんなで、一人の子どもを育み、支える。

そんな、私たちが小学校や中学校の頃に
当たり前にあった光景を、
令和のこの時代でも実現できた。

そんなことがとっても嬉しくて。
珍しく長いブログになってしまった。

これからも、私たちはIT教育事業を通して、
ITリテラシーの向上や人材育成に邁進しますが
その真ん中にはいつも、
「人を笑顔にしたい」
「誰かの幸せに寄り添いたい」という、
デジタルでは置き換えられない想いを置いておきたい。

4月、50個の水仙が子どもたちの胸に咲くとき、
そこには、地域の方々、卒業生、保護者、
そして私たち職員の想いが伝わるように
彼等に伝えたいと思います!

「安心して入学しておいで」
みんなで守っていきます(^^♪

ここにはみんなを支えてくれる
優しい大人がいっぱいいるよ~(^^)/

株式会社IRODORIは、
これからもこの街で、
誰かの人生に彩(いろどり)を
添えられる場所であり続けたいと
強く思った一日でした。

こんな機会を与えてくれた
堀内先生に感謝しております。

そして支えてくださるすべての方に、
心からの感謝を込めて。

今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。