Vol.1077
先日、所属している経営者の会
中小企業家同友会の勉強会に参加してきました。
「職場に発達障害(発達特性)のある方がいる場合の寄り添い方」をテーマにしたセミナーです。
まず前提として、発達障害は生まれつきの脳の働き方の違いによる特性で、
能力や意欲の問題ではない、という整理がありました。
そして困りごとの多くは、本人だけの問題というより、
環境や伝え方とのミスマッチで起こりやすい。
職場で起こりやすい例としては、
「あいまいな指示が理解しにくい」
「複数作業や急な予定変更が苦手」
「音や人の動きなどの刺激で疲れやすい」など。
これが積み重なると、
周囲からは「やる気がない」
「能力不足」に見えてしまうこともある、
という話でした。
セミナーで特に実践的だなと
思ったのがこのあたりです。
1つ目は、「伝わらない=能力」じゃなく、
伝え方を疑うこと。
抽象表現、同時指示、口頭だけ…は伝わらないので
指示を具体化して“見える化”したり、
優先順位を明確にしたり。
2つ目は、ミスは気合いじゃなく
“仕組み”で防ぐ。
チェックリスト、ダブルチェック、テンプレ化。
「気をつけましょう」だけで終わらせないのが大事。
3つ目は、配慮=特別扱いではなく合理的な調整という考え方。
やさしさというより「それぞれが力を出しやすい配置に整える」
イメージに近いなと思いました。
4つ目は、本人に“どうすればやりやすいか”を聞く。
特性は一人ひとり違うので、上司側が決めつけず、
対話しながら小さく試す。
そして周囲への説明は公平性を意識して、
誤解や不満を放置しない。
これがチームの安心感につながる、という話も納得でした。
本人が自分を理解し、
SOSを出せると周りが助けやすいですね。
最後に、困ったらひとりで抱え込まない。
専門家や産業医に相談できるつながりを作ったり、
管理職や人事側もサポートを受けられる体制にしておく。
とのことでした。
確かにそうですね。完璧にうまくやってもらわないと!と
板挟みになると辛いですよね。
発達特性の理解って、
知識を増やして終わりじゃなくて、
働きやすい職場を作るためのスタートなんだと思いました。
違いを理解して、補い合えるチームは強い。
私自身もまずは「伝え方」と「仕組み」から、
できるところを小さく変えていこうと思います。
ふくいICT中央高等学院にも
特性を持った子は少なくありません。
確かに難しさを感じることはあるかもしれないけど
それ以上に人より何倍も長けている部分が
いっぱいあります。
1つの事をコツコツを嫌がらず、
丁寧にできるとか、
納得いくまで、取り組み続けることとか。
みんな、すごいんですよ。
お互いが理解することで、
必ず社会はよくなる。

外国では、障害の壁はない。
日本は、境界を引きたがる。
みんな同じ人間。
できることもあれば
できないこともあるから。
人に寄り添える人でありたいですね。
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。
