Vol.1206
今、通信制高校の学生は、
1年間の単位取得に向けて
大詰めです。
まずは、レポート。
〆切は過ぎているけれど
たいていの子はちゃんと間に合っています。
次にメディア学習。
ずいぶん前から〆切を伝えて
やらないと単位がもらえないことを
伝えているけど、
先延ばしにする子もいます。
それから今回のスクーリング
遅刻は認めない、欠席する場合は
病院の明細などがいるほど
通常とは扱いが違うと事前に
伝えていても
平気で遅刻してくる子
突然、休む子がいたり
1年生はまだ中学生の延長のようなもので
仕方がないかと思うけれど
2年生にもなると、
もう時間を守ることは絶対です。
なんだけど、
そうもいかず、、、
今週は全職員が頭を抱えています。苦笑
締切を守ることって、
ただ「約束を守る」という以上に、
社会に出てから自分を助けてくれる力になります。
正直、高校生のうちは
「締切なんてちょっと過ぎても大丈夫でしょ」と
感じることもあると思います。
少し遅れても誰かが怒るだけで、
人生が変わるわけじゃない。
実際、私もそう思っていた時期がありましたしね。
でも、社会に出てから分かったのは、
締切を守れる人は、
それだけで信頼されやすいということです。
仕事の世界では、
「すごいアイデアを出す人」や
「頭がいい人」よりも、
「ちゃんと約束した日に出してくれる人」が
求められる場面が多い。
1分でも遅れたら
「あー、この子は自分の事しか考えていない
人の時間はどうでもいいんだね」って思われてしまう。
どんなに頑張っていても
たった1分で、そう思われてしまうこと
とっても損なんですよね。
締切を守ると、まず相手が安心します。
「この人に任せておけば大丈夫だな」と思ってもらえる。
すると次の仕事やチャンスが自然と回ってきます。
逆に、どんなに能力があっても、
締切を守らない人には
大事な仕事は任せにくくなります。
これは厳しいけれど、現実です。
それに、締切を守る習慣があると、
自分自身も楽になりますしね。
逆算行動が苦手な人は
ギリギリまで追い込まれて焦って
心に余裕がないから連続して失敗する。
逆に仕事がしっかり終わる人は
時間に余裕をもって行動しています。
締切を守ることは「誰かのため」だけじゃなく、
「未来の自分のため」でもあると思っています。
今すぐ完璧にできなくてもいい。
でも、「間に合わせようと工夫する」
「逆算して動いてみる」
その経験が、社会に出たときに確実に役立ちます。
今は、レポート、メディア学習
スクーリングとすべて〆切があります。
社会に出るまでに必ず〆切を
守れる人にならないといけないから。
締切を守れる人は、
特別な才能があるわけじゃありません。
ただ少しだけ先を考えて行動しているだけ。
自分より相手の事を思いやって行動しているだけ。
心配かけない。
迷惑かけない。
高校生の今だからこそ、
失敗しながらでも、
その感覚を身につけていけたら、
それはきっと大きな財産になるはずです。
みんな、頑張って!
今が大事な時、頑張る時!
みんなで次の学年に上がろうね!
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

