Vol.1205
今日は、うちの顧問でもある
福井スコーレ、小野寺先生が主催する
「本当の不登校の話をしよう」に参加してきました。

参加者は約40名ほどで、
不登校の子を持つ親、元当事者、
支援者、これから支援をしたい人など
様々な方が参加されていました。

私はふくいICT中央高等学院という
通信制高校を運営しており、
生徒の9割は「不登校」経験者。
今は、当校に通っているので
「不登校」は過去の話。
だけど、今、悩んでいる
中学1年、2年の保護者の方も
面談に来られるため、
今、直面している課題などを
しっかり勉強したいと思い参加しました。
今回の講演会では、
主催者である小野寺先生が
長年の支援活動を通じて抱いてきた
「本当の不登校の話ができていたのだろうか」という違和感を
赤裸々に語られました。

特に、小野寺先生がしてこられた支援を
「大きな船から落ちた子どもたちを
救い上げる救命ボート」に喩えてられ
強く共感いたしました,。
私も同じ思いです。
私のしているのは、
小野寺先生が救命ボートで救い
私たち通信制高校は、
その子にあった船に拾い上げています。
通信制高校は、
不登校を経験した子どもたちにとって、
新たな道筋を立て直し、
社会的な自立を目指すための
大切な「選択肢」となっています。
と私は思っています。
しかし、質の高い教育支援を行うと
良い職員を配置し、学習や活動を充実させ、
安全に子どもたちを預かるためには、
どうしてもコストがかかります。
公立学校と同じようにしたいと
思うと莫大な費用がかかる
一般的に通信制はが高いと
言われる現状は心苦しいですが、
適切なサポートを提供するためには費用が必要です。
長野県では学習型フリースクールに
補助金が出る仕組みがあると聞きますが、
福井県ではまだ支援がないため、
自治体によって親御様の負担が
変わってしまいます。
何とも言えない、この不平等さは
納得するのは難しい問題ですが
これに公的な資金を投入してしまうと
「学校に行かなくてよい」と
解釈されてしまうのも問題ですし、
この辺りが難しいところです。
今回、もっといろんな議論が
交わされましたが、
全体を通して、
子どもたちの今後の人生やQOL、
幸せに繋がる支援をまっすぐに考える
「子どもを真ん中にした支援」を実現するには、
公的支援の確実な拡充が不可欠であることを
再認識しました。
通信制高校もまた、
不登校の子どもたちにとっての
重要な居場所であり続けます。
今回の講演で思ったのは、
やはり公的機関との連携です。
「学校」と「家庭」と「民間施設」
生徒一人ひとりにとって
最適な支援を追求していきたいと
強く感じた一日でした。
参加して良かったです。
帰りに道は、予約していた
「酵素風呂」へ


最近、はまっています。
体の芯から温まります。
デトックスも完了したので
また明日から頑張ります(^^♪
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

