Vol.1475
今日は、
ふくいICT中央高等学院で
たった一人の卒業式を
行いました。

卒業生は、
37歳の女性です。

先週から職員たちは、
いつもの3月の卒業式と
できる限り同じような
卒業式にしよう!
としっかり準備を
してくれました。
式次第をつくり、
卒業証書を準備し、
お花を用意して、
先生たちも正装して。


彼女にとって、
人生でたった一度の
高校の卒業式だから。
今日という節目は、
何歳になっても
大切な日だから。
ちゃんと送りだしたいから。
彼女がこの一枚の
卒業証書を手にする
今日までには、
きっと色んな事を
乗り越えてきました。

今から20年前、
彼女が高校生でしたが、
留年を経験しました。
もう一度、
同じ学年から
やり直そうとした。
でも、やっぱりうまくいかず、
学校を退学することに
なったそうです。
そこから
長い年月が経ちました。
そして今、彼女は
一人で二人のお子さんを
育てています。
仕事をして、
子どもたちを育てて、
毎日の生活を守っていく。
そんな中で、
「高校を卒業していない」
ということが、
仕事や収入、
そしてこれから先の人生を
考えたときに、
ひとつの壁になったそうです。
だから彼女は
一大決心をして
お金を貯めたそうです。
「高校卒業資格を取りたい」
と、昨年10月、
面談にきてくれて、
編入の手続きをして、
高校3年生から
やり直しました。
37歳で、
もう一度「高校生」に
なりました。
これって、
本当にすごいことだと思うんです。
大人になると、
今さら勉強しても。
今さら資格を取っても。
今さら学校に行っても。
もうこの歳だから。
て、思いがち。
だけど、
彼女はやり遂げました。
人それぞれの過去があります。
うまくいないこと。
途中で諦めたこと。
人生は、
あの時こうしていればと
後悔することもある。
でも、やりたいと思った日から
やり直せることは
たくさんある。
過去は変えられなくても、
これから先は、
自分で変えることができるから。
そして今日。
彼女は、
あの日途中で諦めた
「高校卒業」という一つの
節目を迎えました。
この一枚を手にするために、
仕事や子育てをしながら、
画題を仕上げ、
活動に参加するのは
大変だったはず。
とても尊敬します。

こうやって、年齢も背景も
気にしないでスタートができる
通信制高校ってやっぱり必要!
「何歳でもチャレンジできる」
「一度できなかったことにも、
もう一度挑戦できる」
頑張る人を応援します!
4月だけでなく、
10月にも
入学のタイミングがあります。
みんなが同じ時期に
スタートしなくてもいい。
みんなと同じスピードで
なくてもいい。
子育てしながらでも
働きながらでも
定年してからでも
その人が
「もう一度やってみよう」と
思ったときに、
学び直せる場所です。
年齢なんて関係ない。
それぞれのタイミングで
何度だって人生をやり直せばいい。
ふくいICTは、
そんな人たちの味方でありたい。
いつだってみんなの人生を
応援している学校でありたい。
本当に、本当に、
ご卒業おめでとうございます。
新しい人生のスタート。
これからの
お子さんたちとの毎日が、
そしてご家族の未来が、
幸せなものになりますよう
心から願っています。
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。

