Vol.1136
今日、すごく嬉しいことがあった。
私が高校を卒業して1番最初に
就職したのは「お茶の大三」

福井県では有名なお茶の会社で
静岡や熊本でお茶の葉を仕入れて
茶葉の製造、卸、販売と全てを手掛けている会社
若い世代の子は知らないかも?だけど
40代以上なら知らない人はいない会社。
結局は2年くらいで辞めてしまったのだけど。
ある人のつてで、社長から電話が!
電話の内容は、
社員さんをパソコン教室に通わせたいから
頼むわ!という内容。
30年ぶりの社長の声、
変わってないーーーー(^^♪
第一声が、
「おー、元気か。
活躍聞いてるよ。
ホントに、よう、頑張ったの。
活躍してるの嬉しいわ。
ホント、えらいぞ。
ホントによう頑張ったの」って。
涙が出そうでした。
あれだけ、戦力外だった私を
覚えてていてくれたからこその
言葉なんだろうな~。
(できが悪すぎて覚えてたのか。笑)
社長の中では私はまだ、18歳のままの社員のような
口調で、一瞬で30年前にタイムスリップしてしまい
社長に褒められて嬉しかった。
私、あまりお勉強も得意じゃないし
当時、パソコンも全くできなかったし
先輩からは可愛がってもらえたけど
上司には可愛がられないタイプ
お世辞も苦手
媚びるのも苦手
長年の反抗期
要領が悪い
仕事もできない
という最悪な社員で、、、笑
事務員として配属されたのだけど
1年もたたずに工場に飛ばされ
専門店の売り子に飛ばされ
これは、お茶の大三さんが悪いのではないです!
私の出来の悪さが原因です。
あまりにも私が使い物にならず、、、
戦力外だったんですよね。
当時は、くそーーーー!社長めーーー!
覚えてろーーーー!(; ・`д・´)
と思って辞めたのは確かです。
あの頃は何もわかっていなかったから。
その後、大三を辞めて
職を転々として
いくつも転職を繰り返し、
ようやく、自分の不出来に気が付いた。
部署を変えてでも
それでも置いてもらっていたのだ。
何もできない私に数年間
十何万のお金をくれていたのだ。
ボーナスまでもらっていたのだ。
働かせてもらっていたのだ。
あの頃、自分中心にしか地球は回っておらず
常に他責の浅はかな自分でした。
仕事が面白くないことを
会社のせいにしていたのだ。
今はお茶の大三にとても感謝しています。
仕事というものを真剣に教えて
くれたのは「大三」でした。
社長も暖かく、
先輩も優しくて
いつも丁寧に仕事を教えてくれて
相談に乗ってくれて
忘年会が楽しくて!
新卒で入る会社次第で
影響するなって思います。
だから、うちの生徒たちにも言います。
「新卒で入る会社は、
高校生を受け入れる体制を整えてくれている
会社に入らないとダメ!
先生らが一緒に探すでの。
みんなを大切にしてくれる会社」って。
子ども達を大切に受け入れてくれる
会社さんに就職させたい。
私がそうだったように
大三さんのような会社に。
大西社長にはすごく感謝しております。
通信制の高校をやっていることを伝えたら
今度、うちの学生たちを
工場見学や店舗見学を受け入れてくれるとのこと
なりました。ありがたい。
30年の時を超えて、
またお世話になるなんて
ホントに夢みたいです。
あの時があるから今がある。
出会い、別れ、再開
このご縁をまた大切にしていきたい。
そして恩返しをしたい。
未熟な自分を育ててくれた
お茶の大三に感謝を忘れない。
今日も最後まで読んで頂き
ありがとうございました。